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くらしとデザイン舎

富士見堂ブランド動画

有限会社富士見堂

美味しさを世界観に変える


東京・青砥で長く愛されるお煎餅屋「富士見堂」。その世界観を映像として届けるために制作したのが、このブランド動画です。


私たちは、富士見堂の伝統的な職人技と商品の魅力を、ただ説明するのではなく、 日常の中の美味しさへとつながる物語として表現すること を大切にしました。ある女性が富士見堂のお煎餅を味わい、その美味しさに気づき、誰かへの東京手土産として選ぶというストーリー設計にすることで、商品価値の文脈を静かに伝える構成としています。


撮影は鎌倉のハウススタジオで実施し、モデル・スタイリスト・ヘアメイク・フローリストなど、制作全体の世界観に合わせたクリエイティブチームとともに取り組みました。また、富士見堂のロゴに牡丹のモチーフがあることから、 光と時間の移ろいの中に牡丹の花を撮影する というビジュアルディテールも取り入れています。


映像は本編に加えて、Instagramなどで活用できる縦型のショート動画も制作。クライアントのブランドを多面的に展開できるよう、複数フォーマットでの表現設計も行いました。

この作品を通じて、富士見堂の「味わう時間」がただの映像体験ではなく、見る人の暮らしの中にそっと寄り添うものとなることを目指しています。



また、この動画制作の3年前には富士見堂の動画を撮影しており、この時は、東京のものづくりをテーマに、10歳に青砥の工房にお邪魔し、職人たちの製造風景を動画として収めました。


撮影の過程で社長にさまざまなお話を伺う中、先代であり現在は現場を退かれたお父様のことが何度も話題にのぼりました。その歩みもまた富士見堂の歴史そのものだと感じ、当初の依頼内容にはありませんでしたが、お父様へのインタビュー映像も撮影させていただきました。


映像には、その瞬間、その時間にしか出会えない表情や言葉があります。この映像は公開を目的としたものではなく、富士見堂の内部の皆さまだけに向けた記録として編集し、お渡ししました。

これからも富士見堂さんの歩みに静かに寄り添いながら、節目の時間を共に形にしていける機会が続いていくことを願っています。

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